これから通いたいと考えている人は必見!はり師の専門学校に関する基本情報を詳しくご紹介します!

高校生で将来の進路に悩んでいる方や今現在は別の仕事をしているけれども医療系の国家資格を取得したいとお考えの方に、はり師になるための専門学校について基本的なことをお伝えしていきます。
鍼灸の歴史は古く2000年以上前の古代中国にまで遡るのです。
それだけ長い間人々に信頼されてきた医療であると言えるでしょう。
そして、現在においては活躍の場は医療現場だけではなく、もっと多くの分野でも必要とされる職種となって来ました。
そういった卒業後の進路についてもご紹介いたします。

これから通いたいと考えている人は必見!はり師の専門学校に関する基本情報を詳しくご紹介します!

はり師を目指そうとする方は、国家資格を取得しなければなりません。
この試験の受験資格を得るためには、基本的には専門学校や針灸科のある大学、短大を卒業する必要があります。
学校によっては夜間過程を設けているところもあるため、社会人でも仕事を辞めることなく通うことも可能です。
以前は、代替医療としての側面が強かったはり師ですが、近年はそれだけでなく様々な分野への活躍も期待できます。
例えば、エステなどで美容を目的として利用する場合やプロのスポーツ選手をサポートするスポーツトレーナーなどです。
もちろん、卒業後に自分がどの分野で活躍をしたいのかを考えてそれぞれの専門課程がある学校を選ぶと良いでしょう。

はり師とは?専門学校の特徴や通うことで得られるメリット

はり師とは、筋肉の疲れを和らげて健康的な体へと導いてくれる非常にやり甲斐のある専門職です。
微妙な力加減や高度なスキルが求められますので、専門学校で学ぶ人が増えています。
専門学校に通うことのメリットとしては、経験や実績が豊富な講師が揃っている点が挙げられます。
はり師の資格を短期間で得ることが可能なため、非常に頼りになる存在です。
また、はり師とは患者の体調の変化に敏感に対応できる能力を身につけています。
肩こりや腰痛など辛い症状を改善するために鍼灸の専門知識や手技を駆使して治療を進めていくのです。
どの様な痛みがあるかをカウンセリングするコミュニケーション能力も求められます。
このように、本気ではり師になりたい人にとって、専門学校は非常に便利な存在で大きなメリットがあるのです。
実際に起こり得るケースを想定して行われる授業は、より実用的な内容が特徴といえます。
即戦力の人材を育成できる専門学校は、頼りになります。

はり師の専門学校ではどういった内容の試験が行われている?

はり師の専門学校では、多くの科目で単位を認定するかどうかをテストの結果で判断します。
試験の内容は科目によって異なっており、座学のみの科目であれば、授業で学んだことが身についているかどうかを問うために筆記テストを行い、実習がある科目なら、講師が指導した技を理解できているかどうかを実技テストで評価します。
大学の定期考査と同様に、専門学校でもテストは学期の最終盤に集中して実施されるため、履修した科目の単位を全てとるためには計画的に勉強をしなければなりません。
はり師の養成施設のカリキュラムは必修科目が多いので、不合格の科目が相次ぐと留年を余儀なくなるので注意しましょう。
また、最終学年では定期テストに加えて実技評価審査が実施されます。
時期は学校ごとに異なっていますが、この審査に合格しなければ、卒業見込者としてはり師の国家試験に臨むことはできません。
養成施設の最終学年の学生は、審査の実施時期が近づいてくると、授業以外の時間の多くを実技の練習にあて、審査合格後は国家資格取得に向けての勉強に集中しています。

はり師の専門学校に入学するための受験資格

はり師の専門学校に入学するための受験資格ですが、基本的には高等学校の卒業者であることのみです。
学校である以上は入試がありますが、一般的な大学などとは異なり、いわゆる学力テストが課されることはほぼありません。
高等学校卒業者ということで一定レベルの基礎学力は既に備わっているものとみなし、入試では小論文や作文、それに面接程度となっていることが普通です。
ですので自分はなぜはり師になりたいのか、その意気込みとか意欲とか適性などが主に問われることになると思っておけばよいでしょう。
ただし入学後に一般的な学問が一切不要というわけでは決してありませんので、それは十分に頭に入れておいてください。
実技だけではなく解剖学・生理学・病理学・衛生学といった基礎的な知識があってこその実技なのです。
これらは内容的に見ても大学で医学とか薬学などを学ぶ人が履修するようなものも含まれており、失礼な言い方になるかもしれませんがやる気さえあれば頭はどうでもよいわけでは全くありません。

はり師の専門学校に通う生徒の特徴

高校卒業後の進路に、はり師の専門学校を選ぶかどうか検討している人もいるのではないでしょうか。
はり師の専門学校は将来鍼灸師を目指す人が多く通っている学校です。
鍼治療はステンレス製の鍼を使いツボを刺激して自然治癒力を高めます。
健康状態の改善や病気の予防などに役立つと考えられている東洋医学です。
鍼灸師の学校では東洋医学の知識だけでなく、解剖学や生理学などの知識も学ぶことができます。
はり師を目指すには大学に進学するルートもいありますが、大学に比べて期間が1年短い3年制となっているのが専門学校の特徴です。
そのため早く社会に出て仕事をしたいという生徒が通っていることが多くあります。
また専門性の高い知識と技術を身につけることができる教育機関であるため、将来の目標がはり師であるとはっきりしている人が多いです。
学校によって様々なコースがあり美容鍼灸やスポーツ鍼灸を学べることもあり、それぞれの分野を目指したい学生が通っています。

はり師の専門学校に向いているタイプ

はり師の専門学校を目指すのに向いているタイプといえば、真面目で真摯に相手と向き合い悩みに耳を傾け、悩みを解消したいと思える人がイメージできるのではないでしょうか。
はり師は悩みの解消を目的とする資格ですから、相手が抱えている悩みを引き出し把握することが重要です。
その為、コミュニケーションに自信がなければいけませんし、短時間に信用してもらえる人が相応しいといえます。
はり師は人体に関する覚えるべき知識が多く、いくら時間があっても足りないと感じるほどなので、学習意欲が高くて集中しやすい人に適正があります。
ただ、勉強の為とはいえのめり込み過ぎて体を壊しては本末転倒ですから、自分の体を大切にすることができて、客観的に状態を把握して判断できることも重要です。
自分を大切にできない人は患者さんも大切にできませんし、自己犠牲で相手のことを優先するのも違います。
当然ですが、はり師も楽しいことばかりではなく、時には上手くいかなかったり辛いこともあるので、それでも勉強を続けて資格を取りたいと思うタイプの人が向いているのではないでしょうか。

はり師の専門学校はどれくらいの合格率?

はり師の国家資格を取得するには、三年制もしくは四年制の養成学校を卒業する必要がありますが、はりきゅうの養成カリキュラムを提供している養成学校のほとんどは三年制の専門学校となっています。
そのため、基本的には専門学校を卒業した上ではり師の国家資格を受験することになりますが、2021年に行われた第29回の試験では3,853名の受験者に対して合格者は2,698名で、合格率は70.0%でした。
2020年以前の試験の合格率については、2020年が73.6%(受験者数4,431名・合格者数3,263名)、2019年が76.4%(受験者数4,861名・合格者数3,712名)、2018年が57.7%(受験者数4,622名・合格者数2,667名)、2017年が67.0%(受験者数4,527名・合格者数3,032名)となっています。
このように毎年約70%の方が合格していますが、2018年のように急激に難易度が高くなることもあるので、在学中にしっかりと学習して国家試験に備えておくことが大切です。

はり師の専門学校は何年で卒業できる?

日本では数多くの民間療法が存在していますが、その大半は平安時代に中国から伝来をしたものです。
鍼灸という治療はどなたでも一度は耳にされたことがあるでしょう。
江戸時代の庶民の病気治療で使われており、今でも国内でたくさんの治療院が点在をしています。
はりとお灸のことを意味しており、前者だけの場合は「はり師」という方が処置を担当します。
この「はり師」になるには、専門学校に3年間在籍をして技術と知識を身に付けないといけません。
簡単に専門学校の概要と卒業までのステップをご紹介します。
18歳以上を対象にしている学校であるため、まずは高校を卒業してから入学をすることが可能です。
3年間の在籍期間を有しますが、一般的な2年よりも1年長いのには理由があります。
それは看護師と同様で医療行為を担う国家資格の取得を目指すからです。
基礎医学のカリキュラムに計50時間有するので、1年長く在籍をして資格取得を目指すことになります。

はり師の専門学校卒業後はスポーツ鍼灸という選択肢も選べる

技術を身に着けて就職に役立てたいと考え生人は、はり師が目指せる専門学校に興味を持っています。
専門学校の卒業後の進路には様々なものがありますが、最初は規模の大きな鍼灸治療院を選ぶケースが多いです。
鍼灸治療院ではり師としての実務経験を積むと、将来的に独立開業も実現できるからです。
一方でアスリートの施術への需要も大きいので、スポーツの分野でスキルを高める方法もあります。
専門学校在学中にアスリート向けの施術について学ぶと、卒業後はスポーツ選手に対応したはり師として活躍できるようになります。
学校に入学した当初から目的意識を持って科目を選択すると、アスリートのサポートでも役立つ知識と技能を効率的に身に着けられます。
特にサッカー選手などの利用者が多い鍼灸治療院は、卒業後のスキルアップでも非常に役立ちます。
確かにアスリートに強い治療院への就職希望者はとても多いですが、学校で早めに進路相談をすると内定をもらうことができます。

はり師の専門学校を卒業した後は独立で開業することも可能?

将来は手に職をつけていつかは独立したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そのようなときにははり師の専門学校に通い、鍼治療の専門家になるのも良いかも知れません。
はり師は一般的に鍼灸治療院や病院、介護福祉施設などで勤務することが多いです。
それ以外には美容目的のエステに就職するという選択肢もあります。
しかし独立して開業することも可能です。
専門学校に3年通って卒業すると、国家試験の受験資格が与えられるので試験を受けて合格すればはり師の資格を取得することができます。
実務経験を積んだのちに独立するのが現実的ではありますが自分の治療院を持つために必要な資格はこの資格のみなので、希望するならいつでもチャレンジすることは可能です。
はり師になるのなら、いつかは自分の鍼灸院を持ちたいという人もいると思われますが専門学校に通って知識や技術を学び、試験に合格して資格を取得したらそういった道も拓ける可能性があります。

はり師に関する情報サイト
はり師ってどんな仕事?

高校生で将来の進路に悩んでいる方や今現在は別の仕事をしているけれども医療系の国家資格を取得したいとお考えの方に、はり師になるための専門学校について基本的なことをお伝えしていきます。鍼灸の歴史は古く2000年以上前の古代中国にまで遡るのです。それだけ長い間人々に信頼されてきた医療であると言えるでしょう。そして、現在においては活躍の場は医療現場だけではなく、もっと多くの分野でも必要とされる職種となって来ました。そういった卒業後の進路についてもご紹介いたします。

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